朝、窓をあけたときの空気が、すっかり変わりましたね。
二十四節気では「寒露」に入り、乾燥に「冷たさ」が加わります。
秋のはじめに一度、お便りを書きましたが、あれから一か月が経ちました。
今回もまた、変わる季節を過ごす体のための足もみをお届けしたいと思います。
大切なことは、
その季節が本格的になる前から、手をかけておく。
前回は「乾く前から」でした。今回は、「冷たく乾く前」から。
寒露をすぎると、乾燥は「喉」に来ます
東洋医学の「五行」では、季節を木・火・土・金・水の5つに分けて考えます。
秋は「金」。乾燥の季節です。気をかけたいのは、肺です。
前回のお便りでは、その肺の反射区をお伝えしました。
同じ秋でも、寒露(10月8日)を境に、乾燥の質が変わるといわれています。
- 寒露より前 ── 暑さの残る、温かい乾燥。肌や鼻に出やすい
- 寒露から ── つめたい乾燥。喉や気管に出やすい
肺は、うるおいを好んで、乾きを嫌うとされます。 そして、つめたい乾燥は、喉と気管のほうに来ます。
インスタグラムのストーリーズのアンケートで「乾燥を感じているのはどこですか」とお聞きしたら、半分の方が「喉」とのお答えでした。
すでに冷たい乾燥の時期が近づいてきていることを感じました。
サロンでお客さまの足に触れていても、このところここの反射区が張っている方が多いです。
そこで今回は、喉と気管の反射区をお伝えします。
肺 → 気管 → 喉は、一本の道です。
前回の肺の反射区の続きと考えてください。
場所
今回は、足の裏ではありません。足の甲にあります。
前回の肺は足の裏でしたので、足をひっくり返してくださいね。
親指と人差し指の、細長い骨のあいだ。ここに2か所あります。
一つ目は親指のつけ根の関節の、出っぱっているところのきわ。
二つ目は、そこから1cmほど、足首のほうへ。 指でなぞっていくと、くぼみに入るところです。
どちらも、骨の上ではなく、骨のきわです。足もみでは、骨の上は押しません。
左右とも、同じ場所にあります。

揉み方
1か所ずつ、押していきます。
親指の腹をあてて、グーッと。
反対の手は、足に添えて支えます。
息を吐きながら、1か所につき3〜5回。


揉むときの、5つのこと
- はじめる前に、足にクリームを塗る(すべりがよくなります)
- 強さは「痛気持ちいい」まで。がまんする強さは要りません
- 息を止めない。吐きながら押します
- 食後すぐ、お酒のあとは避ける
- 終わったら、白湯をコップ1〜2杯
お控えいただきたい方
足もみは、その方の状態によってはお身体に障ることがあります。
妊娠中の方、重い疾患をお持ちの方は、医師にご相談のうえで、もしくはお控えください。
晩秋は、「足元から」温めて
寒露からは、足を冷やさないように。靴下やレッグウォーマーを一枚足す、それだけでも違います。
喉と首まわりも、朝晩の冷える時間には温かくして。
加湿は、本格的に乾いてからでは追いつきません。今のうちから。
それから、鼻で息をすること。鼻を通るあいだに空気が温められて、うるおってから喉に届きます。
白湯をこまめに。体の中に潤いと温かさを。
梨や蓮根、大根のような、白いものも肺の潤いを助けて、秋の体に合うといわれます。
おわりに
全部やろうとしなくて大丈夫です。
足をさする、白湯を一杯飲む。
それだけでも、体は季節のほうへ向かいはじめます。
先日のライブで、肺と大腸の反射区を一緒に揉みました。
最後に「次のお便りでは喉に関するところを」とお話ししていたのが、今日のところです。
来てくださった方は、続きとして受け取っていただけたらと思います。
次回は、冬のお便りを。
腎と膀胱、それに足もみの土台になる基本の場所を、10月の終わりごろに書きますね。
扁桃腺のほうも、冬の風邪の頃にお届けできたらと思います。
乾燥に冷たさが加わる前に、どうぞ足からご自分の体をねぎらってあげてください。
