からだから教わったこと①
「私は一人ぼっち」
そんなふうに感じる日があります。
誰にもわかってもらえない。
相談できる人もいない。
どうしたらいいかわからない。
そんな時、人は世界に一人取り残されたような気持ちになります。
でも、そんな時でも決して離れずに、ずっとあなたのそばにいる存在がある。
それは、あなたのからだです。
苦しい時には胸が締めつけられたり、
悲しい時には涙があふれたり、
頑張りすぎれば肩がこわばり、
休んでほしい時には疲れというサインを送ってくれる。
からだは、いつもあなたに何かを伝えています。
決して責めるためではなく、
「もう無理しているよ。」
「少し休もう。」
そんなふうに寄り添い続けてくれています。
私は足を通して、そのサインをたくさん見てきました。
足は、その人が歩いてきた時間や頑張りを静かに教えてくれます。
だから私は、足を揉むことは、ただ健康になるためだけではなく、
自分のからだと、もう一度仲直りする時間だと思っています。
誰かにわかってもらえない日があっても、
あなたのからだだけは、今日もあなたと一緒にいます。
どうか、そのことを忘れないでください。
だから私は、お客様の体を「治す人」ではありません。
あなたの体には、もともと自分を守ろうとする力があります。
私はその力を信じています。
足を通して、その体がどんな思いで頑張ってきたのか。
どんなサインを送り続けていたのか。
その声に、一緒に耳を澄ます時間をご一緒したい。
「もっと頑張ってください。」
そう伝えるのではなく、
「ここまで、本当によく頑張ってきましたね。」
そんな時間を届けられる人でありたいと思っています。
今日も、あなたのからだは、今日できる最善を尽くしています。
「からだから教わったこと」シリーズ
次回は…

