親しみやすい笑顔、とよく言われます。
でも正直、自分ではそんなふうに笑えていると思ったことがありませんでした。
おしゃれと言っていただくことも多いけれど、これもまた自分では思ってもみないこと。
外側から見える私と、内側で感じている私は、ずっとどこかずれていました。
3人兄弟の長女として育ち、外ではリーダーを任されることが多かった。
でも家のなかでは「私が悪いことにすれば丸く収まる」という立場を選び、それを長いあいだ当たり前のこととして過ごしてきました。
そして、
リフレクソロジストとして働くなかで、あることに気づきます。
「断れない」
お客様の要望を断りたくても、「申し訳ない」という気持ちが先に立ってしまう。
怒られること、責められることへの恐怖が体の奥でずっと走り続けていました。
なんでこんなに断ることが怖いのだろう。
自分を責めながら調べていくうちに「共依存」という言葉にたどりつきました。
相手のために自分を犠牲にすることが当たり前になっている。
それが私のなかにある思考のクセだと気づいたのです。
専門のカウンセラーに3ヶ月のカウンセリングを受け、共依存ではない感覚を学び少しずつ断ることができるようになりましたが、奥にある恐怖心と罪悪感は変わらず、ブレーキとアクセルを同時に踏みながらもがいていました。
そんなとき出会ったのが「アダルトチルドレン(AC)」という概念と、吉野遼太さんの「アダルトチルドレン克服基礎講座」でした。
受講していくうちに少しずつ「なぜ断れなかったのか」「何をこんなに恐れているのか」——その答えがひとつひとつ見えてきました。
それは私の性格のせいではなかった。
そうならざるを得ない環境に長く身を置いてきたから、ただそれだけのことだった。
「すべて私が悪いんだ」と思い込んでいた私が、だんだんと「本当は私は何も悪くなかった」と思えるようになっていった。
相手の要望だけでなく、私の気持ちや要望も尊重していい。
ひとつひとつの歪んだ思い込みに気づいて、手放していく。
本来の、歪みのない視点を取り戻していく。
その作業を、今もなお続けています。
数年経って今の私は断るときの罪悪感はとても小さくなりました。
罪悪感や恐怖心がゼロになったわけではありません。
でもその根っこが何なのかを今はわかっているから——正体がわかれば、この先どうしていけばいいのかもわかる。
あなたが今、
断ることに罪悪感を感じているなら。
怒られることが怖くて仕方がないなら。
人の期待に応え続けてぼろぼろになっているなら。
私はその痛みを知っています。
同じところを歩いてきたからこそ、寄り添えることがある。
それが、リフレクソロジストの私がカウンセラーも目指す理由です。

